お弁当といえばここ「福田屋」さん。
まず初めに取材を敢行したのは恵比寿駅からほど近いお弁当屋さん「福田屋」。
ゲストに久保さん出演のDVD「コッサバ」のディレクションを手がけたほか、東京MXテレビにて放送中の「大進撃放送 BONZO!」にて好評だった「1分1発レポート」を担当した、映像制作会社「OTC」所属の映像ディレクター、藤井伸さんを迎えた。
実は会社が近いこともあり、「福田屋」さんは藤井さんご推薦のお店でもある。もちろん、久保さんを始め、スタッフの皆さんにもお馴染みのお店で、今回皆さんに紹介するのは初となる。
取材:では実際にお弁当を頂いてみて下さい。
総長:ではまず、ソースをかけますよ。今日のメニューはとんかつ!中膿ソースですね。いいですね、私は中膿が1番好きです。これでウスターが出てきたらお怒りです。切り口は…あっ、開かないです(笑)
取材:総長、ソースを飛ばさないで下さいよ。
総長、開いた、開いた。トロ〜リ。
藤井:すごいニコニコしてますね。
総長:アハハ(笑)
藤井:うれしそうにソースかける人だな。
総長:はい。ソースかけてる時が1番幸せです。…じゃあ頂きます!…何からいきましょうかね?
取材:もちろん「とんかつ」からです。
藤井:えっ!マジで?普通ゴハンからじゃないの?
取材:普通はそうなんですけど普通じゃないので(笑)
藤井:あ〜。
総長:じゃあ、とんのかつからいきます。
取材:ちょっと写真撮らせて下さいね。
藤井:いっただきまーす。
総長:じゃあ私も頂きマンモス。…ん!
藤井:!早速こぼしましたね。
総長:はい。…あれっ!?冷たい。
隊長:冷たい!?
藤井:うそ!
総長:うん。
藤井:まだ、だってお昼前だよ。
総長:冷え冷えです。さっきあったかかったのはご飯だ!
隊長:まぁー、寒いからね。
取材:…あの、あのすみません。2人とも普通に食べないでレポートをお願いします。
総長:冷たい!
取材:…冷えてもおいしいんですね。
藤井:…においでもかぐか。
総長:私、ここの日替わり弁当は何十回と食べた事があるんですけど「とんかつ」は初めて当たりました。
藤井:僕は頻繁にありますよ。こんな仕事をしてるとね。
隊長:俺もないな。いつも何食べてるんだろう。唐揚げとか
藤井:あのね、なんだかわからないものが多い。
隊長:そうそう。
総長;甘煮とかでしょ。唐揚げに当たるとうれしいんだけどな。
取材:総長、とんかつのレポートをお願いします!
総長:そうですね、とんかつに当たったらやっぱり当たりなんですかね。特に男子は…。油っぽくなくて冷たくて(笑)食べやすいですね、なんか
藤井:食べやすいですね。猫舌の人には。
総長:(笑)でもサクサクしてて、おいしいですよ。
取材:福田屋さんは実はお米屋さんという事ですので、ご飯の方を頂いてみて下さい。
某CMの撮影現場でも使用した“恵比寿神社”にて、ライブの成功祈願!!
取材:そういえば、藤井さんと言えば昨年発売されたDVD「コッサバ」の亜沙香ちゃんのパートのディレクターを務めたんですよね。あの時の裏話とかあったら聞きたいんですけど。
久保:藤井さん、どうでした?コッサバは。
藤井:コッサバはどうでしたっけ?もうすごい前ですよね。1年前?12月だから、ちょうど撮影は1年くらい前だ。
久保:そんな寒い時期に行きましたっけ?よく水着で…寒かったぁ。水の中は良かったけど。
取材:それで約1年くらい前に「コッサバ」のDVDの撮影で福島に行き、常磐ハワイアンセンター(現在はスパ・リゾート・ハワイアンズ)で久保さんと共に作品作りをされたわけですが、ディレクターとして、久保さんはどうでしたか?
藤井:どうでした?
久保:「すごい頑張ってました。久保さんは」(笑)
藤井:(笑)その通りですよ、ほんとに。
久保:「良い表情でした」(笑)
取材:結構カメラを回されたそうで。
藤井:うん、なんかね、放っときゃなんかやるかなと思って(笑)
取材:(笑)
久保:(笑)そんな投げやりな。
藤井:いあ、なんか変に「笑って」とか言ってもね、なんか嫌だったし。放っときゃなんか、勝手に笑ってるし(笑)
久保:(笑)
藤井:ゲラゲラ笑ってるし。
久保:ソースかけるだけで笑ってますから。…でもなんか、その「放っときゃやるか」みたいな感じが良かったと思います。昔からグラビアとかやって、作り笑いとかがあんまり出来なくって。自然な流れで笑ったり怒ったりしたいなと思ってたので…。
取材:怒ったり?(笑)
久保:怒ったり(笑)
藤井:グラビアで?(笑)
久保:怒った表情とか、ちょっと睨みつけたりとか。そういうのが。
取材:自然な流れで怒れたっていうことは、ちょっとムカついた事もあるの?(笑)
久保:違う、間違い。怒ったは違いますね(笑)…切ない表情とかね。すごい楽しそうにはしゃいでるところとか、自然な流れでいつもやりたいと思ってるので。なんか細かく藤井さんは言う感じではなかったので、それが逆に私はやりやすかったですよ。
取材:放置されたのが良かったってこと?
久保:でもね、放置ってわけでもなく、たまにディレクションというかアドバイスみたいなのがとんでくるんですけど、それが「もっと少年のように!」とか(笑)
藤井:アハハ(笑)
久保:私、女だし、もう大人なんだけど…とか思いながらも「もっと少年のように!」とか言って。「えっ、少年ですか?」って言ったら「えっと小学校5年くらいね」って言われて(笑)
藤井:(笑)僕の中での印象ですから。
久保:それを一生懸命やりました。思い出しながら、小5を。小5の男子を思い出しながら。それが面白かったです。
取材:藤井さんの中では、久保さんはどういうふうに映ってるんですか?
藤井:ハハハ(笑)もう、質問がざっくりとしすぎじゃないですか(笑)…どういうふうに思ってる、ってそれは素敵な女性でね…
久保:アハハハ(笑)良い事言って下さいよ。
藤井:なんだろう。ロクに仕事した事ないよね?
久保:えっ!「コッサバ」とあと「一分一発レポート」(大進撃放送BONZO!のレポートコーナー)
藤井:あー、はいはい。
久保:毎週会ってたのに…
藤井:ぐらいでしょ。回数はだってそんなに…
久保:10回くらいですね。
取材:DVDのコッサバの時に、久保さんを撮る時に心がけた事は何かあるんですか?
藤井:他の女の子とのバランスは考えましたよ。あれ?他は誰だっけ?
久保:小明さんと吉岡さんですね。
藤井:うん、ディレクターの個性とかもありつつ、他の女の子がやりなそうな事をやってみました。
久保:それが水中メガネだったんですね。
藤井:はい。間違ってもね、他の人は水中メガネはしないだろう、というのがありつつ。
取材:それは最初から決まってたんですか?ロケに行く前から。
藤井:決まってましたよ。ディレクター3人で女の子3人で、それでマン・ツーマンで撮っていったじゃないですか。で、他のコンビとか見てて、これはこういうふうになるな、ってお互いわかるじゃないですか。で、1枚のDVDに3人の女の子が入ってるお得感って言いながら、3人とも同じ事やってたら「なんだそりゃ」っていうことになるので、その辺のバリエーションは変えようと思ってたんですよ。小明ちゃんとか間違っても小学校5年生じゃないですから。
久保:私の方が年上なんですよ。
藤井:まあ、そうなんですけど(笑)まあ、どっちかっていうと小明さんはセクシーじゃないですか。
「福田屋」さんのそばには、結構有名なラーメン屋の「金華」さんが有ります。
ここは“カレーラーメン”がおいしいそうです。
“ラーメン屋”といえば。。。
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取材:藤井さん、「福田屋」さんのおすすめは何でしょう?
藤井:そりゃ、福田屋さんはね、近いので。僕は面倒くさがりなのでまず近くていいのと、あとはお安い。日替わり弁当が400円。ほかのおかずとかもあるんですけど、だいたいこれを食べておけばお腹いっぱいになるので。あと僕ね、優柔不断なんで選べないんですよ。日替わり弁当だと、それを頼むと勝手に向こうが選んでくれる。だって今日の日替わり何ですか?って聞かないで頼みますからね(笑)
取材:今日はどんなお弁当なんですか?
藤井:今日は「とんかつ弁当」ですよ。日替わりのローテーションの中でもちょっと重い方なんですけど。おかずはとんかつの他にちくわだったり鶏肉だったり。
取材:ちなみにここの「とんかつ弁当」はどうなんですか?
藤井:あのね、午後2時過ぎたらやめた方がいいと思いますね。冷めたやつしかもう、残ってないです。
隊長:でも僕がこの間頼んだら、ちゃんと温かいの出てきたよ。
藤井:えっ?とんかつですか?
隊長:とんかつじゃなかった。この間はオムレツ。
総長:ご飯ホカホカ!さすがお米屋さんだけあって、ご飯は特においしいですね。手作りのお弁当が400円って珍しいですよね。手作りですよ?あのおじいちゃんとおばあちゃんのあったかさが伝わって来ますね。…でも作ってる人は違うけど(笑)
藤井:あのお2人は夫婦で、ホール係なんですよ。
総長:何度も行くと顔を覚えてもらえて、ほんと、いつもの行き付けの店みたいになるんですよね。あのお2人の人柄が良くて。家に帰ってご飯を食べる感じですよね。だから日替わり弁当も「今日のゴハンは何?」みたいな感じで。
取材:なるほど!
藤井:日替わりって本来そういうことなんじゃないの?
総長:私は日替わりしか頼まないんですけど、一応「今日は何ですか?」って聞いて。それはただ話しかけたいだけなんですけど(笑)まあ、しいたけの詰め合わせとかじゃなければ(笑)それにします。
取材:そっかそっか。しいたけはダメなんですよね。…っていうことはそこに入ってる煮物は何の問題もなくいけるんですよね?さあ、どうぞ召し上がれ。
総長:…にんじんですか。…(笑)この煮物は結構入ってますよね。うん、これは切り干し大根だ。
取材:なんで大根しか食べない?(笑)
総長:(笑)…今日はにんじんが大きいな。
隊長:まあ恵比寿でランチはだいたい1000円くらいするから、それでこの400円のお弁当は貴重だよね。
取材:この辺は業界の制作会社さんとかも多いですもんね。
藤井:そうですね。この辺のAD君とかはみんな食べてるんじゃないですかね。お昼はすごい並んでますよ。
取材:そのとんかつの下に潰れてる赤いのは何ですか?
隊長:ああ、ナポリタンだね。
総長:うん、ナポリタンだ。またこれも懐かしい感じの味ですね。こっちメインでもいいな。
藤井:ナポリタン弁当?
総長:うん。こっちがナポリタン。
藤井:ご飯の部分がナポリタン(笑)
総長:そう。
隊長:全然お米屋さんの意味がないじゃない。
総長:それでこのとんかつのところにご飯(笑)
取材:その卵は?感想を。
隊長:まあ、普通の卵ですね。
総長:(笑)
藤井:冷たいから気をつけて!
総長:(笑)この卵は真ん中に塩がかかってるんですよね。これはうれしいですね。塩がかかってるのは。塩がかかってないと食べれないんですよ。…ん、しょっぱ!
隊長:案外濃いめなんだよね。
総長:見えないけどこれ、1センチくらいかかってるよ(笑)でも全体的にバランス取れてますよね。野菜、肉、ご飯。卵。
取材:ああ、なるほど。
久保:ああ、すみませんね。
取材:(笑)
藤井:(笑)
久保:頑張りますよ、いろいろ。
藤井:いや、それは良い悪いじゃないですよ?
取材:はい、わかります。
藤井:まあ、真っ向から勝負してもね。
取材:あの時の撮影の事で、今だから言える事って何かありますか?ぶっちゃけ撮影秘話みたいな。
藤井:あのね、t-pさんがすげえ見てるからやりずらかった!
取材:(笑)
久保:それはぶっちゃけだ。
藤井:そこですよ。
取材:久保さん的ぶっちゃけは?
藤井:あそこの気温を言えばみんなビックリすると思うんですけど。ニコニコしてる場合じゃないだろ、早く家に入りなさい、っていう。
久保:そうですよね。でもそうは映ってなかったですよね。あったかそうに映ってました。
藤井:そう、そう。ぶっちゃけるとプールサイドで撮影してるじゃないですか。ボクらはあったかいお湯に足首浸かって(笑)「あー、久保さん頑張るな」って言ってたけど。
取材:まあ、屋外の撮影もありましたからね。
藤井:そうなんですよね。
久保:水の中の方があったかかった。
取材:逆に久保さんから見て、藤井さんのディレクターっぷりって、どうでしたか?
久保:さっきも言ってましたが、特に何も(笑)
藤井:おい!(笑)
久保:…言わずに。なんか腕組みをしてるんですけど、監督みたいに怒って睨んでるんじゃなくて、なんか企んだ感じの、ちょっとニヤけてこっちを見てる感じなんですよ。で、たまにアドバイスがとんできて、それが「小学生みたいに」とか。
取材:他にどんな難しい注文が来ました?
久保:なんだっけ…
藤井:髪型は最後になんかいじった気がする。
久保:水中メガネの時に、せっかく髪型を2つにしてクルクルッってメイクさんがかわいい感じにやってくれたのに、最後はその水中メガネでイカみたいなゴムキャップを眉毛の上くらいまでかぶって。「ああ、もうこれ小学校以来だわ〜。あ〜あ」とか思いながら。でもこれは思い切りやった方が面白いだろうと思って。
藤井;結果的にそれは、誰だかわからなくなって(笑)久保さんじゃなくても良かったんじゃないかっていう。
取材:潜ったりしたんですか?
久保:そういう装備をしたから、もう深いところまで行ってザブザブ泳ぐのかと思ったら5センチくらいですか?
藤井:(笑)それこそ足首くらいですよ。
久保:そこでバタ足して、って言われて(笑)藤井さんは何を考えてるんだろう?って。
藤井:なんか最後にね、息を抜いて終りたいなっていう(笑)
取材:それで出来上がりを見た感想は?
久保:爆笑しました。
藤井:アイドルDVDなのに爆笑だ。
久保:それでほかのディレクターの方には「久保ちゃんはセクシーシーンが1分もないんだね」って言われて。でもDVDを買ってくれたお客さんにはすごい素の表情だったから楽しそうで良かったです、って言われてたんで。
取材:さすが藤井さんというわけですね。
藤井:アイドルDVDって、そのディレクターの手癖とかでるじゃないですか。結果、女の子が変わっても同じ作品になっちゃったり。それは大御所さんとか、それはリスペクトはするんですけど。それだと「別に久保亜沙香じゃなくてもいいんじゃないの」っていうふうになるのが嫌だったんですよ。「久保亜沙香だから」ここでケラケラ笑ってる、とか。
取材:藤井さんは今後は久保さんの作品を何か手がける予定とかはないんですか?
藤井:僕にそんな政治力はないので(笑)
取材:久保さんで何かやってみたい事とかありますか?
藤井:ああ。tpさんにも話してるんですが…
取材:次はいよいよ映画ですか?
藤井:一応、本は書いたんですよ。
隊長:おっ、もう出来たんですか!じゃあやりましょう!
藤井:でも寒いなって思うんですよね。
隊長:あったかくなったらやろう。
藤井:短編はいくつかあるんですよ。
隊長:今ね、短編集を作ろうと思ってるんですよ。それもみんな好きな事をやるっていう。ショートムービーをそれぞれのディレクターで、自分のやりたいことで、それもお金のかからないように(笑)それで最終的にいくつか出来た時点で上映会みたいなイベントで披露する、みたいな。
取材:じゃあ、もうその本があるという事は後は撮るだけですね。楽しみですね。
久保:帽子かぶるんですかね(笑)
藤井:最初の構想ではね、学ランにカマを持ってる
久保:おおっ(笑)学ラン着たいな。似合うんですよ、私。スカジャンも着てました。
取材:とても楽しみになってきましたね。今日はありがとうございました。
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